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2025.01.19
レールラインのエッジについて
今日はレールラインのエッジについて解説していこうと思います。
まずはエッジについて、あまりわからないよって方向けに画像を貼り付けておきます。
ボードをよく観察するとすぐわかるかと思いますが、通常ミッドレングスや短いサーフボードには、下の画像のようにテールエリアの全体の1/3ほどエッジの立っている部分があります。
※エッジ・・・「先鋭的である」「とんがっている」
(ロングボードは、ノーズライドやウォーキング時の安定感を追求しているため、水の抵抗を分散すのにレールは50/50に近いものがスタンダードと言われています、長さが長くなればなるほど複雑な形状は抵抗を生み、安定性を失います。間違っていたらすいません、、、)
まずはスノーボードに例えてイメージした方が分かりやすいと思うので触れてみようと思います。
スノーボードでもエッジがありますよね?
あれと意味合いは同じです。
通常スノーボードではレール全体にエッジがあり、それが雪面の凸凹を捉えて噛むことによって、ボードを傾けても倒れることなくターンが出来ます。
エッジがフィットした時のギュイーン!という感覚で、ボードがドライブしてターンが伸びて行く感覚はとても軽快です。
逆に、エッジがない場合をイメージしてみてください。
ボードを傾けてもエッジが噛まないのでヌルッと抜けてしまい、ズズズ、、、とボードが流れてしまいターンどころではないと思います。
原理はこれと同じで、エッジがあることによりターンのきっかけを作り、ボードを踏み込んでドライブしながら伸びのあるターンを可能にするわけです。
また、エッジの立て具合はシェイプデザインにより異なりますので、気になる方は色々なボードを触ってみてください。
微妙な違いを感じていただけるはずです。
それではまた。
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