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2024.05.04
ボトムデザイン チャンネルコンケーブとは
今日はいくつかのボトムデザインの中で、COREYGRAHAMSHAPESの得意とするチャンネルデザインについて調べて、自分が感じた事などを綴っていきたいと思います。
まず、自分の素直な印象としてかっこいい!
見た目がスタイリッシュでおしゃれ
スピードは早そうだけど、コンディションは選びそう、、、
と言った感じです。
では実際にどうだったのか。
代表的なシェイパーとして、アランバーンさんのベリーチャンネルは、一定層のコアなサーファーに絶大な信頼を受けていました。それだけ調子が良かったってこと。
本人もパイプマスターズに出て入賞したり、のちにトムキャロルやトムカレンという重鎮で往年のスターも好んで乗っていたことがあったというほど。
しかも、トムキャロルさんはツアーも優勝しいています。
しかし、シングルコンケーブなどのコンケーブデザインが開発され量産時代に突入にすると、手のかかるチャンネルデザインはメインシーンから少しずつ距離を空けていきます、、、
当時はクロス目も荒く、巻きにも相当のスキルを要したということです。
そこから時代は、80年代MRさんのツインから、90年代サイモンアンダーソンさんのトライフィンへと変化していきます。
コンケーブにはシングルやダブル、VEEなどが採用されます。
トライフィンにはチャンネルはグリップが強すぎるという理由もあったということです。
しかし、ハードなエリアでは一定のニーズがあり、現代shaperにリバイバルされ続け、デザインは継承され続けました。
それに伴い、昨今の国内・海外でも、私たちの身近なデザインとして存在します。
マイクデイビスさん、ジムポーランドさん、チャンネルの誕生には諸説あるようですが、船底の形状のスロットル(溝)に目をつけて開発されました。
調べていくと船底にも、ストレートVや、コンベックスVなどの形状が存在し、船の大きさや目的に合わせ、モディファイトされていたようです。
船にも
1、ディスプレイメントタイプ
2、プレーニングタイプ
3、セミディスプレイメントタイプ
※排水量(Displacement)船が浮くことにより排除する水の重量を表します。
と大きく3種に分類され、これだけ見てもサーフボードとの共通点を多くイメージできます。
それだけ、先人たちはここからヒントをもとに、CREATEしていたということですね。
おっと、話がそれてすいません。
深く掘り下げていけば永遠に派生しながら話が広がっていきそうですので、小出しにいろいろ綴らせてください。
今回は最後に、CGSのクアッドチャンネルツインに実際に自分が乗ってみてどうなのか。
これらの情報をもとに自分の言葉で締めさせてください。
感想としては、今までにないスピード感を感じることができるということ。
前足を踏むことによりその水が一気にチャンネルに流れます。
ターンはスピードに乗っている状態からボードを傾けることができるので、孤の大きいラインをイメージできます。
それでも失速しにくい感覚があります。
長くレールを入れたターンもスムーズにできる印象です。
とにかくターンが気持ちいいです。
一方、トップでのアクションに関しても、自分の思い通りに狙ったラインに操作が可能です。
反応がよく、軽快にアクションもできます。
思いつくデメリットとしては、海面の影響を受けやすいということ。
波にフェイスがないと、ただ走って終わってしまうので、そこそこサイズがありコンディションのいい時に乗った方が抜群に楽しめます。
ありきたりな感想ですいません、、、、
とは言いつつも、チャンネルは日本のブレイクでも十分に機能し楽しめます。
サーフィンはスピードが命。
それを最大限に引き出してくれるデザインは、波のコンディションに合わせ一本持っておくと、幅が広がります。
気になる方はぜひお試しあれ。
それでは今回のブログはこの辺で。
今後も自分のサーフボードのデザインに関する謎を紐解いていこうと思います。
世間はGW後半戦!
天気も良く最高の行楽日和で羨ましい🙌
HAVE A GOOD DAY.
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