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2024.08.30
サーフボード ”フィンの各部名称 性能について”
先日投稿したフィンのフォイルと各部名称や機能、役割をもう少し詳しく説明させていただきます。
まずはサーフボードのフィンの各部名称についておさらいします。
ちなみにこれはアルカリフィン”Widowmaker” センターフィンになります。
とても素晴らしいフィンですので、詳細が気になる方はこちらをご参照ください。
各部については大きく分けてこの3つの名称と、全体の面積AREAとされています。
まずはAREA(エリア)から
エリアはフィン全体の面積を指し、フィンのサイズそのものに相当します。
エリアが広いフィンということは、より大きいフィンのことを指します。
大きなエリアを持つフィンは安定性が高く、ドライブ力が強くなりますが、動きが重くなる可能性があります。一方、エリアが小さいフィンは軽快な動きが特徴で、アクティブなライディングが可能です。
BASE(ベース)
ベースはフィンがサーフボードに取り付けられている部分で、フィンの横幅の最も広い部分です。
ベースが広いほど、ターン時により多くの推進力が得られ、スピードやドライブ性が向上します。逆に、ベースが狭いとより軽快で素早いターンが可能になります。クラシックな乗り味や、フローを楽しみたい方には、ある程度のBASEが必要とされます。
DEPTH(デプス)
デプスはフィンの高さ、つまりフィンの根元から最も高さのある先端までの長さです。
デプスが高いフィンは、より強いグリップを提供し、ターン時の安定性を高めます。ホールド力が増し、粘りが出ます。逆に低いフィンは、自由な動きやより速い反応を可能にしますが、グリップ力は低下することがあります。ブレイクが早い波などに向いています。
SWEEP(スウィープ)
スウィープはフィンの後方への傾き角度を指します。
スウィープ角が大きいフィンは、長いカービングターンに向いており、よりコントロールされた動きを提供します。一方、スウィープが少ないフィンは、タイトなターンやクイックな方向転換に適しています。
そのほかの要素に関してはFLEX(フレックス)があり、柔軟性を示す要素があります。
柔軟なフィンは、スムーズなターンと波のエネルギーを活用した加速が可能です。硬いフィンは、即座の反応性と正確な動きを提供し、波のポケットでのパフォーマンス性を向上します。
最後に先日の記事でも述べたFOIL(フォイル)について
フォイルはフィンの断面形状を指します。フィンの片面または両面に曲面があり、これが水の流れをコントロールします。
フォイルがフィンの性能に大きく影響し、たとえば、左右対称なフォイル(ダブルフォイル)は直進性を高め、非対称なフォイル(シングルフォイル)は進行方向へのターン性能を向上させます。
サーフボードのデザインやコンセプトに合わせフィンを選択することは、パフォーマンス性を向上するのに必要不可欠な要素です。
せっかくの素晴らしいボードも、誤ったフィンの選択によって、ポテンシャルを引き落とす要因になりかねません。
何かわからないことがありましたらいつでもご相談ください。
アルカリフィン、キャプテンフィンをメインに、最近のトレンドのボードに合うデザインのフィンを販売しています。
明日はいよいよSunnnn🌞
まだまだHOTな夏の北海道で、最高の思い出の1ページを作りましょう!
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