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2024.09.02
サーフィン初心者が最初に学ぶべきこと
先日ホームでサーフィン中、ハッとする場面が何度かありました。
あまりルールを理解していない方の前乗り、、、
やんわりルールの説明をしましたが、自身に余裕がなさそうであまり理解してくれている感じはしませんでした、、、
海の中ではマナーとルールを守ることが大切です。
人に怪我をさせてからでは遅いですし、自分の大切なサーフボードを壊してしまう可能性もあります。
自分と相手を守るためにも、初心者の方は特に、今一度理解を深めていただきたい内容です。
1. 優先権のルールを理解する
サーフィンには「優先権」という重要なルールがあります。これは、どのサーファーがその波に乗る権利を持っているかを判断することです。基本的に、波のブレイクが始まる側に最も近いサーファーが優先権を持っているということです。このサーファーが波に乗っている場合、他のサーファーはその波に乗るべきではありません。このルールを守ることは、基本中の基本です。
画像のように、この状況では左から右へ波がブレイクするグーフィーブレイクで、優先権は左のピークに近いサーファーということになります。
右のサーファーが進路を妨げ、優先権のあるサーファーのライン上で邪魔となり、前乗りとなります。
2. 他のサーファーとの距離を保つ
海では多くのサーファーが同じ波を求めて集まります。初心者は特に、他のサーファーとの距離を十分に保つよう心がけましょう。近すぎると、ボードの方向転換等で衝突するリスクが高まり、クラッシュや怪我の原因となる可能性があります。波を待つ際や、パドリングをする際には、周囲のサーファーとの位置関係を意識し、適切な距離を保つことが大切です。
一定の距離が保てないくらい混雑している場合は、人のいないエリアに移動するなど、そこでは入らないという判断も時には必要です。
3. ワイプアウト時の行動
サーフィン中に転倒してしまうことを「ワイプアウト」と言います。これは初心者だけでなく、経験豊富なサーファーにも起こりうることです。ワイプアウトした際には、できるだけ早くボードから離れ、他のサーファーの進路を妨げないようにしましょう。また、リーシュコードを手で引っ張ってボードをコントロールし、人に当たらないようにすることも大切です。
サーフボードは自分に降りかかってくる凶器ともなり兼ねます。
波に跳ね返されて自分に降りかかることもありますので、波に撒かれて危険を感じる時は、ボードは必ず岸に向かって手放してください。間違っても進行方向に向かってボードを投げたりすることはしないように注意してください。
4. 波の選び方を学ぶ
初心者は、自分のスキルやレベルに合ったコンディションを選ぶことが重要です。大きな波や早くて掘れているブレイクでは、初心者にとってとても危険です。まずは、穏やかな波やゆるやかにブレイクする波を選びましょう。これは練習にも最適で、安全にサーフィンを楽しむための基本です。また、海の状況や潮の動きを理解し、自分に合った波を選ぶスキルを身につけることも重要です。波のブレイクや、カレントを入水前に確実に確認してください。
もしくは上級者の方が、どこからパドルアウトして、どこで波待ちしているのかなど。
観察することはとても重要です。
5. ローカルルールを尊重する
各サーフスポットには、その場所特有の「ローカルルール」が存在することがあります。これらは、長年にわたり地元のサーファーたちによって形成されたルールやマナーです。初めて訪れる場所では、地元のサーファーたちの動きや行動を観察し、ローカルルールを尊重しましょう。これにより、地元のサーファーとの良好な関係を築くことができ、トラブルを未然に避けることができます。各ポイントによって駐車マナーとかがありますので、わからない場合は笑顔でローカルに挨拶して聞くことを心がけてください。友好的な態度をとっていただけない場合は、残念ながら歓迎されていません。ポイントを変更しましょう!
6. 環境を守る
サーフィンは自然と密接に関わるスポーツです。海やビーチの環境を守ることもサーファーの責任です。ゴミは必ず持ち帰り、ビーチをきれいに保ちましょう。また、サンゴや岩など、自然の生態系を壊さないよう注意することも重要です。環境を大切にすることで、次世代のサーファーたちも素晴らしい波を楽しむことができるようになります。海でサーフィンした後はワンハンドビーチクリーンを心掛けましょう。
サーフィンは、海でのルール(秩序)を守ることがとても大切です。
ルールを理解し、安全に楽しみましょう。
それが自分や、相手を守る行動となります。
わからない場合は、周りの経験者によく聞いたり、熟練のサーファーにアドバイスをもらうようにしてください。
全てはみんなが楽しくサーフィンをするためです。
それではまた🫡
HAVE A GOOD DAY. -
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