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2025.05.15  

TWINZERについて 続編

やっとホームもシーズンイン

ちょこちょこいい波やらせてもらっています!

押忍🔥

 

 

太平洋エリアの波がやはり好きです。

こないだ知り合いのストーリーをみてたら、波が良すぎて鼻血がでかけましたw

みんないい波やってるな〜

自分はだいぶ出遅れてる感が、、、、、

わがままボディを絞らなければ、、、、w

 

そして本題、今年も乗り込み予定のTWINZER

どれも調子が良すぎて、手放せない!

 

日本の波では最高にフィーリングがいいと思います。

まずは前回の記事はこちら

なかなか反響が良かったので、さらに掘り下げてみようと思います

 

そもそも、ツインザーってなんでそう呼べれているのか??

(わからない方のために)

ツイン➕スタビライザー🟰ツインザー

と呼ばれている理由です。そのままですねw

 

ではスタビライザーとはどういう意味かご存知ですか?

船舶や航空機、車などの走行を安定させるための装置です。

別名、安定器!

(自動車では、サスペンションスプリングを硬くすることなくカーブでの車の傾き量を低減させ、乗り心地を悪化させずに車の安定性を向上させる装置のことをスタビライザーというそうです)

船舶や飛行機では過度に揺れることを防ぎ、安定した運航、飛行をさせるための装置のことを言います。

うん、なんか言葉はややこいけども、イメージしてみてくださいw

化学用語では、火薬・化合物などの安定剤と言われているそうです。

これはちょっとよくわかりませんw

要するに、走行を安定させる仕組みのことをスタビライザーというわけですね。

これがサーフボードに応用されると、ツインフィンのルース性を安定させるという目的になるわけです。

そもそも、ツインってなんでルースって言われるんでしょうか?

(掘り下げていくとこれはどうなの?という疑問が無限に湧いてきますねw少しずつ紐解いていきましょう、、、、)

初めは何も分からなくて当然です。

でも、機能性や構造を理解することで、意識が変わりサーフィンは向上します。

サーフィンにおいて座学はとても重要だと僕は思います!

 

それでは話を戻し

なぜルースなのか??

センターフィンがないことで、水流の抵抗がなくなり自由度が高くなることが、ルースという表現で解釈される理由だと思います。

抵抗がないので、するする?ニュルニュル?動いている感覚です。

波の上で滑らかにカーブを刻みながらライディングするイメージです。

センターフィンがないことで、抵抗が減少しスピードも加速することも相まり、操作性をさらに向上させルース性が強調されます。

 

一方トライフィンは、センターにフィンがあることでターンのきっかけを作り、動きが機敏になります。

そうすることで、波のトップダウンで際どいセクションを使ったアクションを可能にします。

先ほどのルースという表現とは真逆で、センターにフィンがあるだけで全く違う乗り味になります。

ちなみに自分はトライとは疎遠すぎて、乗れる気がしませんw

要約すると、動きが機敏になって回転性が増し、よりハイパフォーマンス思考のデザインということです。

 

このように、両者を比較した時に、ツインははルースな乗り味と表現されます。

 

そしてそして、本題のツインザーについて触れていきましょう。

スタビライザーの部分はどうなっていますか??

(以下:ザー)

一般的なクアッドとは異なり、ザーと呼ばれるスタビライザーフィンは、ツインフィンの前方かつ外側に、絶妙な角度と位置で配置されています。

このザーの役割こそが、ツインザー最大の特徴と言っても過言ではないでしょう。

ツインフィンは、そのスピード性能とルースさが魅力である一方、波が掘れてきたり、パワーのあるセクションではやや不安定に感じることがあります。

そこで登場するのがザー!

ザーがあることで、水流がメインフィンとの間に流れ込み整えられ、外へ逃げてしまう水の力を内側へと導いてくれます。

これにより、ツインのようなスピード感や滑らかさはそのままに、加速性と安定性がプラスされるというわけです。

まさにツインの良さを残しつつ、ウィークポイントをカバーするのがツインザーの真髄。

感覚的に言えば、”ルースだけど、暴れない”、、、、的な。。

タイトなポケットでのターンもしやすく、波のクリティカルなセクションでも踏み込んでいける安心感があります。

また、ボトムターンからトップへのラインも描きやすく、ツイン特有のドリフト感(ドラグ?)が減ることで、より意図的なライン取りが可能になります。

基本的にはポケットのある波で真価を発揮し、一度加速すると次のセクション、セクションへ導いてくれるような、とにかく乗っていて気持ち良きです!

逆に、小波やパワーレスな波だと、ザーの効果が薄れ、やや引っかかりを感じがち、、、、、

そんなコンディションではザーを外してツインで乗るのもありですね💡

 

ツインとクアッドの中間的な立ち位置、ルースさとコントロール性能を掛け合わせたハイブリッドシステム

それがTWINZER。

一見マニアックに見えるこのフィンセッティングも、今では見かける機会も多く、愛用者も多いはず

実はしっかりとした理論と経験のもと成り立っています。

先人たちにリスペクト🙏

サーフィンにおいて”ただ乗る”から、”どう乗るか”を意識し始めた時、ツインザーという選択肢があってもいいのでは??

百聞は一見にしかず

ぜひ、一度お試しを🙌

 

 

 

 

 

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